血液内科とは
血管を循環する血液には、全身に酸素を運ぶ「赤血球」、体内に侵入した細菌やウイルスなどの病原体や有害物質などを取り除く「白血球」、血を固める働きをする「血小板」、栄養分を各組織に運搬する「血漿」など様々な成分が含まれていますが、これらそのものに異常がみられる、また血管と同じ様に全身に張り巡らされているリンパ管を通って、最終的には血管に入って血液に戻るリンパ液やリンパ節の異常が診療対象です。
当診療科は、血液疾患全般を対象としていますが、血液に関する病気に関しては難病も少なくありません。当院長は、日本血液学会が認定する血液専門医でもありますので、これらの症状や病気につきましては、専門的な知識や経験を活かしつつ、診断や治療にあたります。精密な検査や入院が必要という場合は、病院や専門の医療機関を紹介し、血液検査をはじめ超音波検査やCT・MRIなどの画像検査などを行います。